インプラントは失ってしまった歯の代わりに活躍してくれるものとして、様々なメリットがある治療方法です。
インプラント治療を安全に行うために
インプラントのデメリットとしては、一般的な歯の治療に比べ高度な技術を要することや、患者様の立場からは、麻酔を使った手術になるため精神面で不安を持つことが挙げられます。その不安をなくし安全なインプラント治療を行うためにも、ここでは手術前と手術後の注意点についてご紹介したいと思います。
手術前(前日まで)の注意点
インプラント手術の予定を組む際は、手術日の前後の予定も考えて組みましょう。インプラント手術の当日まで、体調を整えるようにします。風邪などで咳や鼻水がひどかったり、熱が出ていたりすると手術が中止になる可能性が高くなります。
インプラント手術の前日は、当日が体調万全になるよう、翌日に響くような外出やお酒は控えます。
そしてきちんと睡眠をとり、翌日に備えましょう。また、普段常用している薬があれば、あらかじめ医師に伝えます。
手術前(当日)の注意点
服装はリラックスできるものにしましょう。男性の場合は、できればヒゲをそっておきます。女性の場合は、ポイントメイク程度にとどめましょう。髪が長いようなら結ぶようにし、アクセサリーはつけないでおきます。
食事は、手術後しばらく食べられないのでとっておいた方が良いですが、手術の直前ではトイレへ行きたくなる可能性があるので、2時間前くらいには済ませておくと良いでしょう。
手術後の注意点
手術後、食事は麻酔が完全に切れてからにします。その際の食事はインプラント治療を行った場所に刺激を与えないよう、治療した側と反対側で噛むようにしますが、食べるものも柔らかいものにしましょう。
なるべく刺激を与えない方がいいので、辛味のあるものや熱いものなどは避けます。 飲酒や喫煙も刺激を与えることになってしまいますのでしばらく控えましょう。 また個々の手術後の注意点についてはその際に詳しく説明させていただきます。