しっかり噛んで歯や顎を丈夫に~歯育てについて~

昔から食事のときなどには、お母さんから“よく噛んで食べなさい”と言われていましたよね。よく噛むことでお口や体にはどのような影響があるのでしょうか。

今回は噛むことで歯育てをするということについてお話しします。

和食

しっかり噛むことで歯が育つ

赤ちゃんでも、歯が生えはじめると自然と噛むという行為を行うようになります。

噛む力は、歯だけではなく、顎や頬、舌や唇などのお口の周りの筋肉などと連動して発揮されます。そのためしっかり噛むことで歯も丈夫に育ってきます。

噛むことで顎の骨も育つ

小さいころからしっかりと噛んで食事をしている人と、あまり噛まずに飲み込んでしまっている人を比べると、しっかりと噛んでいる人の顎が大きくしっかりと育つと言われています。

しっかりと噛んでいないと顎が小さくなってしまい歯並びが悪くなったりすることもあります。

また、顎が小さいと親知らずが斜めに生えてきたり、生えてこなかったりということもあります。

よく噛むことで唾液の分泌が促進される

唾液には、お口の中をきれいにする自浄作用の他に、再石灰化を促進させ虫歯の予防をしてくれたり、抗菌作用や食べ物の消化を助ける消化作用など様々な機能があります。

ガムなどを噛んでいると唾液が出てきているのに気づいた人もいるのではないでしょうか。

歯と骨をしっかり結び付けてくれる

よく噛むことで、歯根膜が丈夫となり、歯と骨をしっかりと結び付けてくれます。

歯根膜とは簡単に説明すると歯と歯を支えている歯槽骨をつなぎとめている組織のことです。噛むことで歯根膜に力がかかり、歯槽骨と歯根膜を結び付けてくれると言われています。

どのくらい噛めばいいの?

食事のときは、一口で30回は噛むようにしましょう。

片方の側だけで噛むのではなく、左で10回、右で10回、両方で10回など回数を決めて噛んでみましょう。

慣れるまではなかなか顎が疲れてきてしまい大変かもしれませんが、毎日行うことで自然に30回噛めるようになります。

お子さんの場合は楽しく数えながら

小さいお子さんの場合は、噛んでいる回数を横で数を数えてあげたり、噛んでいる時に噛んでいるリズムに合わせて手を叩いてあげたりして楽しみながら行うと良いかと思います。

ダイエットにもつながります

よく噛むことで、満腹中枢が刺激され、いつもの食事より8分目でお腹がいっぱいになったりもします。そのためダイエットをしている人には良いかと思います。

また、よく噛むことで消化もされやすくなりますので、健康な体作りにつながります。

このようによく噛むことは歯に良いだけでなく顎や健康にも良いことがわかりましたよね。ぜひ、まだ実践していない人は、今日から食事を一口30回噛むことから始めてみましょう。

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