歯を磨く女性2

日本でも矯正をする方や審美的な治療を選ばれる方、定期的にホワイトニングを受ける方などが増えてきました。
費用も昔に比べ安いものが多くなり、利用しやすくなっています。

ここでは歯が汚れる原因を知り、美しい歯を手に入れることにお役立ていただければと思います。

喫煙によるもの

タバコのニコチンやタールを含むヤニは、歯の表面に沈着して歯を汚してしまいます。
またタバコのヤニが歯のエナメル質に染み込んでしまい、通常の歯磨きでは落とせなくなってしまいます。

コーヒー・紅茶・ワインなどの飲み物によるもの

コーヒーやワインの濃い色素は歯に沈着してしまい、何層にもなって歯の汚れとしてついてしまいます。
紅茶などの茶渋もそうです。白いコップに茶渋がついているのと同じように、歯にもついてしまうのです。
これらの汚れも歯磨きだけではなかなか落とせない汚れとなってしまいます。コーヒーや紅茶など、色の濃い飲み物を飲んだら、すぐに口をゆすいだり、水を飲んだりしてなるべく歯に沈着させないよう心がけましょう。

加齢によるもの

歯の内部には象牙質があり、その表面をエナメル質が覆っています。歯も加齢によってこの象牙質の色が変わっていくのです。若い頃の象牙質は淡いクリーム色をしていますが、年齢を重ねるにつれ、その色が濃くなっていきます。
表面にあるエナメル質も日々の食事や歯磨きによって薄くなっていくため、下にある象牙質の色が見えてきて歯が黄ばんで見えるようになります。

虫歯によるもの

虫歯になるとその箇所が黒っぽくなってしまいます。
歯に黒い箇所があるのは自分も気になりますが、やはり他人からも気になるものです。

詰め物の変色によるもの

虫歯治療のために入れた詰め物が、年数が経って変色してくる場合があります。保険の白い詰め物は吸水性があり、一緒に色素も取り込んでしまいますので時間がたつと変色することがあります。詰め物の色が合わなくなってきたら、それを替えるだけで口元がずいぶん明るくなる場合も多いです。

美しい歯を維持するためにも、歯医者で原因を解明しましょう。白い歯や歯並びの良い歯は、欧米ではかなり重要視される部分です。歯の健康は身体の健康にも大きく影響します。歯の手入れをきちんとされているということは、自分の健康管理をしようとしている、また身だしなみにも気を使っているという評価がされます。一度鏡で自分の歯の色をチェックしてみましょう。

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