既に歯を失っていたり、歯を抜く必要があったりしてお困りではないですか。以前と違い現在では、一本でも歯を失った際に、インプラントが治療の第1選択肢となりつつあります。
一般的に治療には時間がかかる場合が多いですが、今後の生活を考えていくとその分多くのメリットが得られるからです。そのメリットについて詳しくご紹介させていただきます。
歯を削らなくていい
歯を削るとその分歯の寿命も縮まると言われています。周りの歯を削らなければならないブリッジ治療に対し、インプラントなら欠損箇所に独立した一本の人工歯根を埋め込むやり方のため、周りの歯を削る必要はありません。逆にインプラントが入ることによって周りの歯の寿命は明らかに長くなります。
動いたり外れたりする心配がない
人工歯根は、歯槽骨とぴったり結合しています。さらにその上に支台部と人工歯冠が固定されているため入れ歯のように動いたり外れたりする心配がありません。また、取り外してお手入れするという煩わしい手間も省けます。
しっかり噛める
硬いものや粘着性の高いものは入れ歯には向きませんが、インプラントなら違和感なく何でもしっかり噛むことができるため、思いっきり食事を楽しめます。
しっかり噛める点に関しては、どんな高精度な入れ歯よりも優れているといえます。
元の歯と見分けがつかないほどきれいに治ことも可能
インプラントを単に入れるだけでは無理ですが、時間とコストをかけて技術の高い歯科医が適切な処置をすれば、元の歯と区別がつかないほど審美的に治すことができます。ブリッジでも可能ですが、仕上がりはやや劣るように思います。入れ歯では困難です。
歯を失う前の豊かな生活を取り戻せる
最初の「歯を失っておこまりのかたへ」の中で述べたように、歯を失ったことで、それまでの生活で当たり前にように手にしていた何か、を失くしてしまっているかもしれません。
それは
- 好きなものを好きなだけ、バリバリ食べられる
- 人の目を気にせず、大きな口を開けて、大声で笑うことができる
- 違和感なく、好きなだけおしゃべりをしたり、カラオケで歌うことができる
というような、自分の歯が存在していたころには当たり前だと思っていたことばかりかもしれません。しかし、こんな当たり前のことが、当たり前でなくなったとき、いかにそれが大切だったか、いかに価値のあるものだったか、いかに生活が豊かだったのかを感じられるのではないでしょうか。
また
- 話すことが仕事なのにうまく出来なくなった
- 入れ歯を外すのが嫌で友人と旅行に行けない
- 食事のたびに自分だけメニューが違う
- 人前で笑えない
など、社会性が損なわれてしまうことも少なくありません。
知らず知らずに、物事に対して積極的に取り組むことが億劫になってきているかもしれません。
以上のことに思い当たる方は、インプラントという最も自分の歯に近いものを手にすることで、以前の失った生活の豊かさを取り戻すことができるかもしれません。
長生きに繋がる
インプラントならストレスも軽減されますし、美しい自然な仕上がりになりますので自然と笑顔が作れるようになります。こうして精神的にいい状態になるとがん細胞をやっつけるとされているNK細胞が活性化されます。病気になりにくくなり長生きに繋がる可能性があります。
痴呆症の予防になる
よく噛むことで脳の血流がよくなることが報告されています。よく噛むことと良く指を動かすことが脳の活性を高めるともいわれています。インプラントは入れ歯よりはるかにしっかり噛むことができます。